たくさんの人たちに支えられて当日を迎えることのなる結婚式では、感謝の気持ちを心付けとして渡すことがあります。多数のゲストを招くような大きな挙式ではなく、小さな結婚式の場合は必要かどうか迷うかもしれません。結論から言うと必須ではないため、必ず渡さなければいけないものでもないです。しかしお世話になった人たち、例えば介添え人やヘアメイクを担当してくれるスタッフなどウエディングプランナーなどに、ありがとうの気持ちを伝えたいなら渡すことで気持ちも伝わります。規模は小さな結婚式であっても一生に一度の大きな晴れ舞台に、最後まで全力で力添えをしてくれたメンバーです。新郎新婦共に心底お世話になった人たちに対して、感謝の思いを抱かないはずがありません。当日は丸々1日お世話になりますから、思いを形にするのは誰しも考えることです。無理をして金額を多くすることもないですし、わずかでもあげることでサポートしてくれた相手に心は伝わります。
小さな結婚式に限らず、契約そのものを解除やキャンセルした場合はその契約条項に基づきキャンセル料がかかるのは一般的です。昨年から新型コロナウイルスによる感染拡大により、小さな結婚式を始め大きな式典やいろいろな冠婚葬祭に影響を及ぼしキャンセル料の問題もクローズアップされました。このコロナの感染拡大は不可抗力の面も多くあったため、多くの結婚式場はお客様に寄り添った考え方によりキャンセルの料金請求しない方法をとり、安心して延期された方も沢山いらっしゃいました。 契約行為は双方による合意で約束であります。一般的には、お客様の都合はお客様が負担しなければなりませんが、小さな結婚式などは、その準備にかかる初期投資なども大きな結婚式と違うため、直前であっても費用請求されない場合も考えられます。いずれにしても式場との信義則の問題となりますので、事情や状況が変わるなどした場合は早めに相談することがおすすめです。